コウノトリ目

rapture_20131130224244

コウノトリ

 

コウノトリ目・コウノトリ科の野鳥には、「コウノトリ(学名:Ciconia ciconia)」「ナベコウ(学名:Ciconia nigra)」「クロツラヘラサギ(学名:Platalea minor)」などがあります。
コウノトリは、環境省のレッドリストの絶滅危惧IA類に指定されている野鳥ですが、兵庫県豊岡市の野生復帰に向けた活動などが行われ、まれに冬に見かけることができるようになってきています。
体長は110cmほど、羽を広げると200cmほどの大きさになります。
ツル類の野鳥とよく似ていますが、ツル類よりも太くて長いくちばしをしていて、木にとまることがある点に違いがあります。
水田や湿地・池などにいる魚やカエルなどをエサとして暮らしています。

ナベコウは、オス・メスともに約100cmの大きさの野鳥です。アフリカ大陸やユーラシア大陸で繁殖する野鳥ですが、日本でも冬鳥もしくは迷鳥として飛来することがあります。
魚や貝類、昆虫などを食べますので、河川や湖、池沼などに生息しています。

クロツラヘラサギは、タイ・大韓民国・中国・ベトナム・ロシアなどに分布する野鳥です。
体長は70cm~80cmほどで、日本でも九州や沖縄で見ることができます。
白い体に黒く平たいくちばし、口元から目にかけて黒くなっている点に特徴があります。
くちばしを水中に入れ、エビや小魚などを捕食する姿が見られることもあります。

rapture_20131130222122

ゴイサギ
コウノトリ目・サギ科の野鳥には、「ゴイサギ(学名:Night Heron)」「コサギ(学名:little egret)」「ヨシゴイ(学名:Chinese little bittern)」など、数多くの野鳥があります。
ゴイサギは、日本では本州以南に生息する、体長約60cmの野鳥です。魚やカエル昆虫などを好んで食べますので、水辺で観察することができます。
しかし、ゴイサギや夜行性の鳥ですので、昼間は木の上で休憩をしていることが多くなります。ゴイサギの名前の由来が位(五位)を与えられたことが有名で、平安時代の醍醐天皇に与えられたものです。
これに対して、コサギは全身が白く、足の指が黄色くなっている点に特徴があります。ゴイサギと同様、本州・四国・九州に生息し、魚やカエルなどを食べます。コサギは、シラサギの中では最も生息数が多いので、比較的容易に発見することができます。春に多くみられる野鳥ですので、一度、野鳥観察を楽しんでみると良いでしょう。
また、ヨシゴイは、日本・東アジアで見られる野鳥ですが、夏に多くみられます。体長は約35cmと小柄で、ゴイサギやコサギと同様、魚やカエルなどを食べます。「オー、オー」という鳴き声に特徴があり、危険を感じると「動きを止める」ようにして敵から身を守ります。

rapture_20131130222010

クロツラヘラサギ
コウノトリ目・トキ科の野鳥には、「クロツラヘラサギ(学名:Platalea minor)」「クロトキ (学名:Threskiornis melanocephalus )」「ヘラサギ(学名:Platalea leucorodia)」などがあります。
トキ科の野鳥は、日本だけでなく、アフリカ大陸・オーストラリア大陸・北アメリカ大陸・南アメリカ大陸などに生息し、比較的、大きな体格をしている点に特徴があります。
クロツラヘラサギの特徴は、同じトキ科のヘラサギに似ているものの、目と嘴の間が黒くなっている点です。湖沼・水田・干潟などに飛来しますが、数が少ないので観察するのは難しいかもしれません。首を伸ばして飛んでいる姿や木に止まって休憩している状態で観察されることが多くなります。
これに対して、クロトキは、頭部・くちばしともに黒く、くちばしが下に向かって湾曲している点に特徴があります。水田や湿地・干潟などでみられ、主に魚やカエルなどをエサとしています。
また、ヘラサギは、オス・メスともに80cm~90cmほどの大きさの野鳥です。
シャモジと同じ形状をしている平たいくちばしに特徴があり、湖沼や水田、干潟で見られることがあります。くちばしを水面に入れ、左右にくちばしを振るようにして魚を捕まえています。

rapture_20131130221821

ベニイロフラミンゴ
コウノトリ目・フラミンゴ科の野鳥に「ベニイロフラミンゴ(学名:Phoenicopterus ruber)」がいます。ベニイロフラミンゴは、オオフラミンゴと同種であるとする意見もありますが、現在では、別種であるとして区分されます。
主に南北アメリカで観察される野鳥で、オス・メスとも約120cmの体長です。
他のフラミンゴと同じく5月~8月にかけて泥の堤に卵を産みます。そして、卵からヒナが生まれるまでの約30日間は抱卵をし、その後、ヒナが成鳥となるまでの5~6年間は、若鳥を保護するようにして活動しています。
ベニイロフラミンゴの寿命は40年と長く、鳥類の中でも長寿命である点に特徴があります。
国内で観察することは難しいかもしれませんが、全身が紅色に染まっている姿は、非常に魅力的であります。また、頭部や首、羽の色だけでなく、足の色も紅色となっています。
また、ベニイロフラミンゴは、コウノトリ目ではなく「フラミンゴ目」と区分されることもあり、見解が分かれているものと思われます。ここでは、コウノトリ目として紹介していますが、他のサイトや図鑑で探すときは、「フラミンゴ目」として紹介されることもあります。

free space


最近の投稿