ミズナギドリ目

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「アホウドリ(学名:Phoebastria albatrus)」「コアホウドリ(学名:Diomedea immutabilis)」などの野鳥は、ミズナキドリ目・アホウドリ科に属するものです。
アホウドリ科の野鳥は、インド洋南部や南大西洋・太平洋などに分布し、「ダイナミック・ソアリング」を行うことが特徴となっています。
ダイナミック・ソアリングは、風の強い高所と弱い低所の間を風力の差を利用することで、急降下・急上昇を行うものです。
アホウドリは、全長90cm、翼を広げた大きさが約2.2mほどになり、主に北太平洋に分布する野鳥です。
冬になると繁殖のため、日本近くにまで南下し、尖閣諸島などで確認されたことがあります。
アホウドリは、その生息数を激減させていますが、その理由は、羽毛を目的とする乱獲によるものです。
これに対して、コアホウドリは、全長80cm、翼を開いたときが2mほどの大きさの野鳥です。
ややピンク色をしたくちばしと体上面の黒褐色の羽毛に特徴があります。コアホウドリは、繁殖期以外は海上で生活をし、魚や甲殻類、軟体動物を捕食しています。
アホウドリと同様、環境省レッドリストの絶滅危惧種として指定されている野鳥になります。

ミズナギドリ目・ミズナギドリ科の野鳥は、ほぼ全世界に分布しています。ダイナミック・ソアリングを得意とし、長時間羽ばたくことなく飛び続けることができます。
種によっては、動物の死骸などを食べることもありますが、通常は、魚や甲殻類・軟体動物などを捕食しています。

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このミズナギドリ科の野鳥に「オオミズナギドリ(学名:Calonectris leucomelas)」があります。
オオミズナギドリの体長は、オス・メスとも約50cmで、翼を広げたときは1.2mほどの大きさになります。
オオミズナギドリは黄海や台湾周辺に分布していますが、日本でも観察することができます。
ヒナにエサを与えるため、昼間は海上で魚をとり、夕方になると島に戻る、という生活を繰り返します。

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また、フルマカモメ(学名:Fulmarus glacialis)もミズナギドリ目・ミズナギドリ科の野鳥です。
全長50cmほどの大きさの野鳥で、日本でも東北地方以北の太平洋上でみることができます。
全身が黒褐色の羽毛で覆われ、頸部が短い点に特徴があります。
ミズナギドリ科に属する野鳥は、身の危険を感じると口から液体を吐き出して、身を守ろうとします。
フルマカモメの「フルマ」は「悪臭のする」という意味ですので、悪臭のするカモメがフルマカモメということになります。

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